「40代にもなって、退職代行を使うのはどうか…。」と思い悩んでいませんか? そんな方は安心して下さい。
確かにより若い世代よりは少ないものの、40代でも退職代行を使う利用者は多いです。当サイトが直接ヒアリングした退職代行の利用者にも、40代が多く含まれています。
この記事では、40代でどのくらい退職代行の利用者がいるかの統計や、統計の分析について紹介。さらに40代で退職代行を使った利用者の体験談も豊富に紹介しています。
統計をみても、40代で退職代行を利用する人がいることがわかる
労働組合「退職代行toユニオン」が公開した「退職代行統計調査2021」では、利用者の年代についてのデータを公開しています。その結果が以下の通り。
【退職代行利用者の年代別割合】
※参照元のデータを当サイトで見やすいように再構成しています。
※その他には「10代」「50代」「60代」が含まれています。
圧倒的に多いのは20代。40代は20代や30代と比較して少ないものの、一定数は、存在していることが分かりますね。
ちなみに同調査では、年代別に「どんな理由で退職代行を使う人が多いか」もまとめています。こちらも参考になるので、みていきましょう。
「20代」
- 入社したばかり(試用期間中)で退職したいなんて言えなかった
- 上司に辞めると伝えたが言いくるめられてしまった
- 会社側と退職に関するやり取りを一人でする自信が無い
- 辞めるといってもどうすればいいのかわからないので不安だ。
- 相談相手もいないので、とにかく話を聞いてほしかった
「30代」
- 人手不足で仕事量が多すぎる、でも辞めると会社に迷惑がかかるので自分では動けない
- 引継ぎなどを理由に退職することができそうにない
- ハラスメントが怖くて辞めると言い出しづらい、退職代行サービスに頼るしかない
「40代」
- 人間関係に疲れた、上司に気を使って自分の話ができない
- 家族の介護が急遽必要になったが、即日退職を認めてもらえそうにない。
- 上司と顔を合わせたくない
参照元:退職代行のトリセツ「退職代行統計調査2021」
20代は若い世代らしく「入社したばかりで退職したいと言いにくい」といった理由で退職代行を使う人が多いよう。一方、「人間関係に疲れた」「家族の介護が必要」など40代はより切実な理由で、退職代行を使う方が多いようですね。
40代より20代・30代で退職代行を利用する人が多いのはなぜ?
40代でも退職代行を使う人がいるとはいえ、20代・30代の方がその割合は各段に大きいです。その理由は、どんなところにあるのでしょうか? 以下1つずつみていきましょう。
そもそも40代に比べ20代・30代の方が会社を辞めて転職する人が多い。
転職情報サイト「マイナビ」による「転職動向調査2021年」をみると、転職した正社員のうち各年代の割合は以下のようになっています。
【転職した正社員における年代ごとの割合】
- 20代男性:9.2%
- 20代女性:8.3%
- 30代男性:5.9%
- 30代女性:5.6%
- 40代男性:3.8%
- 40代女性:4.3%
転職する正社員の割合をみると、40代は20代の1/2以下です。40代になるとそれまで長く務めた会社に定着する割合が多いのですね。
20~30代には退職代行を使う文化が根付いている
退職代行というサービスが、世の中によく認知され始めたのは2017~2018年頃。世間的にみればまだまだ新しいサービスなのです。
つまり、この頃以降に20代・30代を迎える若い世代にとっては、会社を辞める際に「退職代行」という選択肢が存在したことになります。なので退職代行に関して、より上の世代ほど抵抗がなく受け入れられたわけです。
このことを裏付けるデータが他にもあります。日本労働調査組合が行った「退職代行サービスに関するアンケート(2021年5月)」によれば、20~30代における退職代行の利用希望は以下の通り。
- 退職代行を利用する:19.8%
- 退職代行を利用するかもしれない:24.9%
- 退職代行を利用しない:55.3%
つまり20~30代のうち、5人に1人は「退職代行を使う」と答え、約2人に1人は「使うかもしれない」と答えているわけです。このデータをみても若い世代に、退職代行がどれだけ浸透しているか分かりますね。仮に退職代行というサービスが10~20年前からあれば、今の40代でも「使う」という人がもっと多かったことでしよう。
若い世代の方が、考え方がドライ
これが実のところ最も大きな原因と考えられます。終身雇用や年功序列といった昔からあった会社の仕組みが、現在は崩れつつある状況です。能力がある若い世代は、より条件のいい会社へ転職したり、あるいはフリーになって活躍したりすることに古い世代ほど抵抗がありません。
そのため退職したいと会社に伝えて、上司に嫌な顔をされたり無理矢理引き留められたりするのを若い世代は嫌うのです。マイナビの「転職動向調査2021年」退職代行を使う理由は以下のようになっています。
<退職代行を利用しようと思う(利用した)理由/複数回答可>
- 上司に退職意向を伝えるのが億劫:7%
- 会社に引き留められるのが面倒:8%
- 会社・上司に伝えるのが怖い:5%
- 会社に申し訳なくて言い出せない:8%
- 法律に定められる権利を履行したい:2%
- 退職届を出したが受理してくれない:6%
約半分が「上司に退職意向を伝えるのが億劫」とか「会社に引き留められるのが面倒」などと答えています。
最近ではそんな若い世代向けに、退職代行のサブスクリプションサービスなんてのも登場している状況です。定額制で退職代行を使い放題とのこと。いかにも会社にとどまることに一切のこだわりがない若い世代らしいサービスと言えます。
【結論】40代でも必要があれば退職代行を使うべき
みてきたように、40代に比べ20代・30代の方が退職代行を利用する人が多いのは、それなりに理由があります。40代だからといって、退職代行を使うのは恥ずかしいことではないのです。
会社に無理矢理引き留められているなど、40代でも会社を辞められないという人は少なくありません。無理して会社に残り、心や身体を壊してしまう方も多いです。
40代の方であっても、心や身体を壊してしまう前に、退職代行を使うことをおすすめします。退職代行で会社を無事に辞められさえすれば、その先には明るい未来が待っているでしょう!
40代で退職代行を利用した人の体験談
当サイトでは、退職代行を使った方の体験談を数多く伺っています。そのなかには、40代の体験談も少なくありません。そこで、ここではそのなかからいくつかピックアップして紹介しますので参考にして下さい。
銀行で管理職をしていました。支店長のワンマンで高圧的な態度に耐えられず、退職代行を利用しました。結果、会社へ出勤することなしに退職できたので本当によかったです。もちろん支店長と顔を会わせることもありませんでした。
40代男性
体調を崩していたのですが、退職に必要な手続きを一通り業者の方が進めてくれて助かりました。私の場合、退職代行に5万円かかりましたが、このぐらい対応してくれるのであれば安い買い物だったと思います。
40代男性
退職を申し出る時は気まずくて、なかなか勇気が出ない時もあると思うんです。そんな時、こういう代行に頼むと面倒がありません。先方にうまく伝えてくれるのでさすがプロだなと思います。私は使ってみてよかったと思ってます。
(40代女性)
いざ退職するとなると、書類の送付やら貸与物の返却やらいろいろ面倒です。でも依頼した業者さんは慣れていらっしゃるからか、何から何までスムーズに対応いただいて、すんなり退職できました。
(40代男性)
私の前に退職代行を使った同僚の話を聞いて、私も申し込みました。業者の方がとても丁寧に対応してくださいましたし、無事に退職もできたし、依頼してよかったと満足しています。(40代女性)
私の場合、職場での立場上、交渉が難しくて弁護士でない一般の退職代行に依頼するのは不安がありました。そこで弁護士の退職代行に依頼したのですが、事情をよく理解してくれ適切に応対してくれたので助かりましたね。
一定以上のポジションの方がやむを得ない理由で退職代行を使うときは、弁護士に依頼した方がよいでしょうね。
(40代男性)
当サイトで体験談を伺った方は、ほぼ皆さんが退職代行を使って無事退職に成功しています。(自己都合でキャンセルした例などはあり)「退職代行を使ってよかった」という声ばかりなので、退職代行を使うか迷っている方はこういった声を参考にして欲しいですね。
40代におすすめする退職代行は「実績値の高い人気サービス」
20~30代と比べ40代は、会社とのシガラミも多くなりがち。社内には同僚や後輩も多いですし、「絶対に退職代行に失敗したくない!」と考える方が大半なのではないでしょうか。
そんな40代の方には、実績値が高く特に信頼性の高い退職代行サービスがおすすめ。ここでは中でも人気の高いサービスを紹介します。
●テレビ紹介実績も多数。実績値ではピカイチ「退職代行SARABA」
費用 | 27,000円 |
退職代行成功率 | 100% |
会社との交渉 | ○ |
全額返金保証 | あり |
メディア紹介実績 | 日経新聞・フジテレビ・テレビ朝日・SPAなど |
おすすめポイント |
|
公式サイト | https://taisyokudaikou.com/ |
退職代行SARABAはテレビで退職代行を特集する際に、紹介されることも多い人気のサービスです。退職代行成功率は100%、有給消化成功率も98%と非常に高く安心して任せられます。LINEで問い合わせた際の返信は、深夜でもだいたい数分以内に行われるなど、スピーディーな対応も魅力。
さらに料金に関しても、3万円以上かかるサービスが多い中、24,000円と安いのもメリットです。「退職代行はどこをえらべばいいかわからない」というときには、退職代行SARABAをえらべばまず間違いありません。
●希望すれば女性スタッフが対応してくれる女性向け「わたしNEXT」
費用 | 社員:29,800円
アルバイト・パート:19,800円 |
退職代行成功率 | 100% |
会社との交渉 | ◎ |
全額返金保証 | あり |
メディア紹介実績 | 日経新聞・朝日新聞・週刊女性PRIME・Poco’ce[ポコチェ]・サンケイスポーツ・zakzak(夕刊フジ)・YAHOOニュースなど |
おすすめポイント | ・信頼のJRAA認定
・相談回数無制限 ・即日退職可能 ・24時間対応可能 ・希望すれば女性の担当者が対応 |
公式サイト | https://taishoku.to-next.jp/w/ |
わたしNEXTは、女性専門という珍しい退職代行サービスです。希望すれば女性の担当者に対応してもらうこと可能。「男性には相談しづらい」という女性の方におすすめできます。また退職代行後に退職の件で会社とトラブルが発生した際、アフターサポートが受けられるのもメリットです。
●業界でも珍しい男性専門の退職代行「男の退職代行」
費用 | 社員:29,800円
アルバイト・パート:19,800円 |
退職代行成功率 | 100% |
会社との交渉 | ○ |
全額返金保証 | あり |
メディア紹介実績 | 日経新聞・朝日新聞・サンケイスポーツ・zakzak(夕刊フジ)・BIGLOBEニュースなど |
おすすめポイント |
|
公式サイト | https://taishoku.to-next.jp/otoko/ |
こちらは業界でも珍しい男性向けの退職代行サービスです。「退職代行SARABA」についでメディア紹介も多い上に、退職代行後のアフターサービスも利用可能。こちらも、もちろん退職成功率は100%と高いです。
●弁護士型で信頼性も高い「弁護士法人みやび」
費用 | 55,000円 ※ その他、郵送料などの実費。 残業代請求などを行ったときは、回収額の20%を成功報酬として支払う |
退職代行成功率 | 100% |
会社との交渉 | ○ |
全額返金保証 | あり |
メディア紹介実績 | – |
おすすめポイント |
|
公式サイト | https://taishoku-service.com/ |
退職にあたり未払いとなっている賃金・残業代まで請求したいときは、弁護士型の退職代行を選ぶ必要があります。そのなかでも実績値が高くおすすめできるのが「弁護士法人みやび」。数ある弁護士型の中でも長く退職代行を行っている業者で、企業経営から労働、知的財産権まで幅広い分野で活躍する弁護士が対応してくれます。
弁護士型ですが、LINEやメールで手軽に相談することもでき、比較的利用しやすいのもメリットです。
まとめ
20代や30代と比べて少ないものの、40代でも退職代行を利用する人は多いです。40代で退職代行を使ったことのある人の体験談を聞くと、皆さん無事に会社を退職できています。40代だからといって、退職代行を使うことに躊躇する必要はありません。